落語初心者でも楽しめる!落語が題材になっている漫画・小説3選

「落語って知ってますか?」

もちろん知っている!という日本人は99%かと思いますが、じゃあ、

「寄席にいって生で見たことありますか?」

という質問になると恐らく、10%以下なんじゃないでしょうか。

落語は、江戸時代の日本で成立して、現在まで伝承されている伝統的な話芸。

フジテレビのキラーコンテンツ『人志松本のすべらない話』も突き詰めると「新作落語」の一種なんじゃないかなと思ったりするわけだ。

そんな落語を題材にした漫画・小説が今熱い!

そう思っているのは私だけではないはず!

ということで、初心者でも楽しめる落語を題材にした作品をご紹介。

昭和元禄落語心中:雲田はるこ

昭和の落語界を舞台にした噺家の素顔と業を描く作品。

昭和50年代頃、元チンピラの与太郎は、落語家の八代目有楽亭八雲演じる「死神」を聞いて感動し、寄席に押しかけて弟子入りを申し出る。
付き人として行動を共にすることを許され、家では八雲の養女・小夏と出会うが…

落語は、同じネタであっても噺家の技術や解釈に依存するもので、噺家自身のパーソナリティに深く関わる。

登場する「与太郎」「八雲」「助六」「小夏」それぞれのキャラクターが凄く表情豊かで、「落語」を除外しても読んでるのが楽しい。

また、昭和初期~中期~後期と落語・噺家を通した時代の移り変わりを見事に展開している。

BL作家として著名な雲田はるこの「そっちっぽい」男性描写が、少し抵抗を感じる人もいるかもしれないが、「落語」という男性社会をモチーフに描かれることで若干BL要素は薄まるのかなと個人的に思う。

物語全体が落語そのもの!色気漂う圧倒的な人物描写『昭和元禄落語心中』

2015.12.01

しゃべれども しゃべれども:佐藤 多佳子

噺家になったはいいが、未だ二ツ目の今昔亭三つ葉が、あがり症の従弟や口下手の美女から頼られて、話し方教室を開くハメになった。
苛めにあった小学生や赤面症の野球解説者までが通ってきて…。

正直な人たちの胸キュン恋愛小説。

ストーリーの終わりが、登場人物たちの悩みすべて解消されたとは言い難い。
それでも,苦しみも悲しみも,不器用ながら一生懸命で、何かが少し変わっていて,前向きに生きていこうという兆しが見える。

大切なのは一歩を踏み出すことで、それにより彼らが一段成長していくところにホロリときてしまう。

TOKIOの国分太一主演で映画化もされているので、そちらから観るのもいいだろう。

伝えたい― 誰かを 何かを 「好き」という想い
映画単独初主演、TOKIOの国分太一が落語家を熱演!日本アカデミー賞最優秀監督賞受賞の平山秀幸監督が、2007年度本屋大賞受賞で人気爆発の佐藤多佳子による原作小説を映画化。
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粗忽拳銃:竹内 真

前座噺家、自主映画監督、貧乏役者、見習いライター。
夢を追う4人の若者たちが、本物の拳銃を拾ったことからすべては始まった。

ストーリーのベースは落語古典の「粗忽長屋」。

夢を持ち続ける者、諦める者。
モラトリアムと片付けるには尚早すぎる、緻密な構成。
拾った拳銃を中心に、まきおこる点と線の回収は読んでいて清々しかった。

立川談志師匠から破門になった立川志加吾がモデルになっているらしい。

記事まとめ

いかがでしたでしょうか?
落語は古くて新しい。
そんな感想を持ってもらえる作品ばかりです。
ぜひ、この作品を読んで、実際の寄席に足を運んでみてはどうだろう?

この記事を書いた人

ナオキ
1979年生まれ。スタンド名は「イエロートラッシュオーケストラ(五月蝿い日本人)」。職業:フリーランス 兼 はやく息子の第一のチ◯毛を抜いて神棚に飾りたいと願うやさしい2児のパパ。神奈川県川崎市在住。

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