男、女、中性的
前回は丸・三角・四角での描き分けをしたので
今回は男女の描き分けをしていきたいと思います。
↓前回
女性と男性の区別は大雑把に言うと丸く愛らしいのが女性。
四角くていかついのが男性。という感じです。
ベースは同じで女性と男性を描いてみます。

男性は鼻や口を大きく、逆に女性は小さく書いています。
ほかにも顎がとがっているかいないかなど、
首の太さと喉仏のあるかないかも大きな描き分けパーツの一つです。
しかし、女性でもいかつい顔の人もいれば、
男性でも丸く愛らしい顔をした人もいます。
その人たちは「中性的」というくくりにしてしまいます。
中性的の種類
中世的にも二つほど大きなグループがあると思っています。
それは「男性よりの女性」「女性よりの男性」
といったイメージです。
またそこから細かく分けていこうと思います。
「男性よりの女性」と「女性よりの男性」分け方は案外単純です。
男性の顔を女性に、女性の顔を男性にくっつければいいのです。
それだけで大まかな違いはできます。
しかし、やるべきことはそれだけではありません。
細かい部分を修正していかないと中性的ではなく
ただ性別がごちゃごちゃになってしまいます。
それでは中性的の細かい描きわけとは?
といいますと、はじめに話した喉仏などの
「それぞれの性別にあって、それぞれの性別にないもの」
を描き分けていきます。
男性にあって女性にないもの
喉仏、ヒゲ、もみ上げ
女性にあって男性にないもの
おでこの産毛
※無いではなく目立たないといった方が正しいですが、
今回の講座では無い前提で進めて行きます。※
それと中性的だからこそそれぞれの性別の体の特徴を
思いっきり出していきます。
いかつい男性のような女性
↓
指が細く爪の形や手がとても綺麗
くびれのライン、おしりの大きさや太ももの肉感。
かわいらしい女性のような男性
↓
がっしりとした肩幅、血管の浮いたごつごつとした手。
足を大きく、喉元の筋肉。

このようなかんじに顔以外の部分で
本来の性別を認識できるようにしていきます。
ある意味中性的なキャラクターを描くほうが
男女の差の練習にもなるかもしれませんね。
人気プロの森田和明氏による女のコキャラ制作プロセスと技法解説は、作画力アップのためのアイデアやヒントでいっぱいです。
この記事を書いた人

好きな時に絵を描き好きな時にモンハンをやっています。
宝石や花など綺麗なものとヒゲの似合うイケメンなおっさんが好きです。