こちらはとりからさん別名スカート先生の投稿された動画を要約した記事となります。
使用ツール:sai
まさかそんな法則が!と思うようなとても勉強になる描き方です。
おなじみのBGMに合わせてどうぞ。
シワについて本気出して考えてみた
第一章: そもそも服のシワって何?
まずは服のシワの正体を考えてみます
さっそく説明用の図を用意しましょう
もっともシンプルな服ということで長袖のシャツにしてみました
ではシワの構造をわかりやすくするために
このラインで切って断面図を見てみましょう
中身に対するツッコミはスルーします
この辺りに注目
こんな風にに布がたたまれていますね
このように布がたたまれたりたるんだ部分がシワです
ただの線ではなく立体物だと理解してこそ
いい感じのシワが描けるハズ
つぎはシワがどこにどんな風にできるか考えてみます
第二章:シワってどこにできるの?
次はシワの出来る場所についてです
こちらの説明図をごらんください
超シンプルなシャツです
シャツに限らずほとんどの服は平面の布の組み合わせです
この中に立体的な人間が入るので布がゆがんでシワができるわけです
この場合よくできるシワは
肩の付け根
ひじ部分
胴体のねじりシワなどです
この3か所だけ押えておけばいいでしょう
この場所にどんなシワを描くか考えます
第三章:脅威のミウラ折り
皆様「ミウラ折り」ってご存じですか?
ミウラ折りとはこのように折りたたんだ紙が
端っこを引っ張るだけで広がる折り方で
発見者の名前をとって「ミウラ折り」と言います
某先生はこうして筒状に丸めた紙を
グシャっと潰した時に
その折れシワに規則性があるのに気づきました
自然とその形に潰れるという事は
その形はもとの形に戻るのもスムーズなのではないかと考え
色々やった結果たたみやすく広げやすい
ミウラ折りが誕生したのです
さてここで重要なのは紙の筒を潰した時の折れ皺に規則性がある事
実はこれ紙だけじゃなく布でも同じなんです
服はいわば布の筒の集合体です
だからその潰れ方=シワのでき方にも規則性があります
筒を潰した時に折れシワは
だいたいこんな感じになります
赤いラインが出っ張った部分だと思ってください
そこだけ抜き出してみました
布は紙と違ってあまりカクっと折れないので
チューブ状に盛り上がった感じに線を足せば
なんかキモイ物体ができました
シワナッシングなシャツの腕部分です
これにさっきの容量でシワを書き足します
シワのできる場所はこのあたり
袖の筒が曲がることで潰されさっきの潰れシワができるはずです
潰れる場所にさっきの網目模様を描き
そこが出っ張ってるんだぜ!と思いながら線を描き足し
赤い線を消すとこんな感じ
さらに清書するとこう
どうでしょう?適当に描いた割にシワっぽいですよね
他の場所も同様に描くと若干不自然なところもありますが適当に描いたわりにはそれっぽいんじゃないかと
これに加えて実物を観察すればよりいい感じのシワが描けると思います
シワの描き方も絵柄のうちなので絵柄にあったシワの書き方を見つけるのも面白いんじゃないでしょうか?
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動画投稿者様

服のシワの描き方についてうp主が研究した事の成果発表です。スカートの話じゃないので今回もパンツありません。それでもよろしいという方のみ再生してください。あと色合いを目に優しくしてみましたがやっぱりまぶたの裏に残像が残ります。あまり集中して見ないように気を付けてください。陰影の付け方作りました→sm8292130
とにかく服のシワの描き方について真剣に考える – ニコニコ動画
出典: