【小説の書き方】文章が上手くなるトレーニングよりも小説一本を書こう!

小説は小説を書いてしか上手くならない

よく小説の書き方系の本で「文章が上手くなるトレーニング」みたいなトピックを扱いますよね。
代表的なものでは、一人称を三人称に変える練習とか、文豪の文章をひたすら書き写す練習とかがありますけど。
あえて言わせていただきます。
「それが出来たら何なのだ」と。

たしかに一人称を三人称へと変えられたらスゴイはスゴイんでしょう。
ですが、そんな事をやっている暇があるんだったら小説一本を書いた方が明らかに上達は早いです。
これは漫画等で喩えると分かりやすいかもしれません。
一枚の静止絵を何枚も練習するよりは、その一コマで表現しないといけない動きを苦しんで書き上げた方が明らかに絵は上手くなります。
だって、そこでは上手く書かないと作品が成立しなくなるんですから。

一番大事な行為から目を逸らさないように!

正直ね、遊びのスケッチなんて何枚失敗したっていいんです。
でも、世に出す作品が「これは酷いな」という仕上がりでも「まあ、これでもいいや」とは思わないですよね?
やっぱりね、そんな心構えでいくらトレーニングを積んだって実地では役に立たないんですよ。
「次の作品では絶対に二人称小説にする」と決めているのであれば、試しに二人称小説のショートショートを書いてみるのもいいでしょう。
ですが、いつ使うか分からない技術を枝葉のように延々と習得していってもきりがありません。

しかもですが、細かい技術練習は小さな達成感があるので、小説を書くという一番大事な行為から作家志望の目を逸らす傾向があります。
小説を書かなくても達成感が得られるからです。
一度この罠に嵌まると、なかなか抜け出せません。

ですから、小説の上達を望むのであれば、小説を書くしかありません。
ある行為を別の何かに置き換えると、無意味な複雑さと陳腐なプライドという迷惑なバリューセットをつかまされる事になります。それは非常によろしくない。

小説をずっと書いている人が一番伸びる!

ちなみに、私が偉そうにも「この人伸びたなあ」と思う人は、小説をずっと書いている人なんですね。
特に、長編小説を書き続けている人はどんどん上手くなっているし、どんどん面白くなっています。
そういうのを見ていると良い意味で「私も負けられないな」という気分になりますね。

そういうわけで枝葉的なテクニックばっかり習得しようとせず、自分なりの小説を書き続ける行為に専心するべきです。
これを怠った人はあっという間につい最近まで「筆力では格下」と思っていた人に追い抜かれてしまうでしょう。

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動画投稿者様

月狂四郎

電子書籍界隈を中心に活動するインディーズ作家で元プロボクサー。リングでボコボコにされている内に、拳で闘うよりもペンで闘う方が向いている事に気付き作家に転身。無駄な体力をフル活用しつつ、自由かつ斬新な小説を模索している。

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