異能アクションバトル『文豪ストレイドッグス』登場キャラと、文豪たちの作品をご紹介。

http://www.kadokawa.co.jp/sp/bungo/
http://mery.jp/102101

『文豪ストレイドッグス』は原作・原案及び小説を「朝霧カフカ」先生が、漫画と小説の挿絵を春河35先生が担当の作品です。
物語りは太宰治や芥川龍之介といった文豪らが擬人化(?)し、「人間失格」「羅生門」などそれぞれ縁のある異能力で戦うアクションバトル。
現在小説は3巻+外伝が、コミックスは9巻まで刊行されており、今春にはTVアニメ化も決定しました。
こちらでは作品に登場するキャラ(文豪)を抜粋し、併せてその能力(作品)なども紹介させて頂きます。

太宰治(だざい おさむ)

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「異能力集団“武装探偵社”の一人。死に場所を求める自殺愛好家。cv:宮野真守」
〔本人〕1909年6月19日〜1948年6月14日(38歳没)、代表作は『走れメロス』(1940年)『斜陽』(1947年)『人間失格』(1948年)。

・能力名は「人間失格」
→いわずと知れた太宰の名作。近年では『デス・ノート』などで有名な漫画家の「小畑健」先生が表紙を描かれ話題となりました。

中島敦(なかじま あつし)

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「孤児院を追い出され、餓死寸前に太宰と出逢い探偵社に入る。主人公。cv:上村祐翔」
〔本人〕1909年5月5日〜1942年12月4日(33歳没)、代表作は『山月記』(1942年)『光と風と夢』(1942年)『李陵』(1942年)。

・能力名は「????」
→中島敦に関しては能力が「ネタバレ」となりますので割愛させて頂きます。

宮沢賢治(みやざわ けんじ)

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「“武装探偵社”の一人、田舎暮らしであった為に疑う事を知らない。cv:花倉洸幸」
〔本人〕1896年8月27日〜1933年9月21日(37歳没)、代表作は『注文の多い料理店』(1924年)『雨ニモマケズ』(1931年)『銀河鉄道の夜』(1933年)。

・能力名は「雨ニモマケズ」
→学校や標語などに良く使われ、一般的には“詩”とされていますこちらは、宮沢賢治の遺作メモとして発見された後に代表作とされています。
「雨にも負けず、風にも負けず、雪にも夏の暑さにも負けぬ丈夫なからだをもち〜」原文は漢字と片仮名で校正された300文字程の文章です。

谷崎潤一郎(たにざき じゅんいちろう)

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「ダボダボのシャツを着た一見ナンパそうな青年。cv:豊永利行」
〔本人〕1886年7月24日〜1965年7月30日(79歳没)、代表作は『痴人の愛』(1925年)『春琴抄』(1933年)『細雪』(1948年)。

・能力名は「細雪-ささめゆき-」
→何度も舞台や映画かもされている、日本を代表する純文学作品。谷崎の作品には女性を主題とした物が多く、また倒錯的な作風でもあります。

芥川龍之介(あくたがわ りゅうのすけ)

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「港を縄張りとする“ポート・マフィア”の一人。誰も手に負えぬまさに死神。cv:小野賢章」
〔本人〕1892年3月1日〜1927年7月24日(35歳没)、代表作は『羅生門』(1915年)『鼻』(1916年)『地獄変』(1918年)。

・能力名は「羅生門-らしょうもん-」
→人間の業を描いた傑作。因みに黒沢明監督の『羅生門』は、芥川龍之介の別作品『藪の中』をベースに作られていますが、映画の中で登場する門や風景などは芥川の『羅生門』のイメージであるとされています。

■外伝としてですが、現在の作家さんも作中にて“擬人化”され登場しました。■

綾辻行人(あやつじ ゆきと)

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「危険な能力を持つため政府から監視されている“殺人探偵”」
〔本人〕1960年12月23日〜(現在56歳)、代表作は『十角館の殺人』『時計館の殺人』『Another』。

・能力名は能力名は「Another-アナザー-」
→「Another」はアニメ化もされ、多くの若い読者に支持をされている作品です。また余談ですが、綾辻先生は幾つかのゲーム制作などにも携わっています。

京極夏彦(きょうごく なつひこ)

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「綾辻の宿敵で“妖術師”の異名を持つ怪人。妖怪好き。」
〔本人〕1963年3月26日〜(現在52歳)、代表作は『姑獲鳥の夏』『百鬼夜行シリーズ』『巷説百物語シリーズ』。

・能力名は「憑き物落とし-つきものおとし-」
→『百鬼夜行シリーズ』にて主人公の「京極堂」こと中禅寺秋彦が事件解決=“憑き物落とし”としている。
また京極先生といえば“妖怪”好きで有名です。
肩書きも「小説家」以外に「妖怪研究家」や「世界妖怪協会・世界妖怪会議評議員」などをされているようですし、日本各地で行われる“妖怪”にまつわるイベントも多く参加されています。

まとめ

いかがだったでしょうか?
『文豪ストレイドッグス』に登場する“文豪”たちを、ざっくりとですがまとめてみました。
これを機会に、日本を代表する“文豪”たちの作品を読んでみてはいかがでしょうか?

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■綾辻行人先生のコメント

■『文豪ストレイドッグス』公式ツイッター
https://twitter.com/bungostraydogs

■『文豪ストレイドッグス』アニメ公式ツイッター
https://twitter.com/bungosd_anime?ref_src=twsrc%5Etfw

■『文豪ストレイドッグス』公式サイト
http://www.kadokawa.co.jp/sp/bungo/

■『文豪ストレイドッグス』アニメ公式サイト
http://bungo-stray-dogs.jp/

この記事を書いた人

高塔
マンガやアニメを中心に細々とコラム記事を書いてるライター
得意分野は古い少年マンガと乙女ゲーム

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