色鉛筆だけど絵の具にもなります。
私はイラストのアナログ着色では、一番使うのは色鉛筆とコピックです。
たまに水彩、あと最近はカラーインクですね。
カラーインクもなのですが、どうも水を使用する画材は苦手で透明水彩のアナログイラストは見るのは好きですが描くのは…と思っていました。
それでも水彩絵の具の着色に憧れはありましたので…
色鉛筆と同じ使い方も出来る「水彩色鉛筆」に手を出してみました!!
こちらの画材を使用している方は多いと思います。
私自身初心者なのですが…かなり使い易かった上に結構思い通りな着色が出来た事に感動しましたので紹介させて下さい。
始めるなら一本づつよりセットがオススメ
カラーインクや絵の具はセットでは無く2~3色購入して使い易いかどうかを決めているのですが…
画材屋に行けば一本単位で水彩色鉛筆を売っていますが、色鉛筆は絵の具の用にパレット等での混色が出来ません。
なので、始めるならある程度色の揃っているセットが良いと思います。
大体12本セット位のが800円~1000円で購入できると思います。
今は外出先でスケッチをする人や、絵手紙を描く人の為に、スケッチコーナーを設けている書店や文具屋が多いと思います。
そのコーナーに水彩色鉛筆もセットで置いている事が多いです。
今年に入って購入したのがこちらです。

これから着色して行きます。
着色

カラーインク、絵の具と同じく着色する部分に水を吸わせます。
まずは肌。

肌は直接色鉛筆で塗らず芯を水で溶かしそれを塗っていきます。
固形絵の具のようですね。

下塗りなので薄めに伸ばしています。
着色の際水筆を使うと良いそうですが私は水の調整が上手く行かないのでカラーインク着色のときにしか使用してません。

肌塗りが終わり一旦乾かします。
乾いたら、今度は影部分等を茶色や赤で直接塗ります。

色鉛筆で塗りこんだ部分を水で溶かします。
乾いたら塗って水を…を何回か繰り返しました。


頬の赤みもピンクと赤を乗せて水で溶きます。

髪を塗ります。
肌着色とは違って、髪は髪型に合わせて先に色鉛筆で直接塗りこみます。

水で溶いていきます。

溶いたらこんな感じです。
コレを乾かします。

乾いたら更に同じ色や別の色で、濃い影部分や髪の流れを描き入れます。

青、紫、黒で塗りこみ、水で溶くを繰り返しました。

服も髪と同じくベース色で塗りこみ→水で溶きます。

緑、黒等を足して濃く乗せていきます。

服の着色が終わったら小物や鞄も同じく塗っていきます。

出来ました。

目も塗ります。

背景等を加えます。

油性色鉛筆で書き足し、ホワイトでハイライト、色筆ペンで模様を足して完成です。
普通の色鉛筆としても使えます
使う水の量も少なくて、何より後片付けが楽なのが良かったです。

普通の色鉛筆としても使えますが、色鉛筆としての使い方なら油性のほうが私は塗り易いと思いました。
水彩色鉛筆を使い始めてまだ日が浅いのですが、濃い色やしっかりとした着色が出来きるのでかなり使い易かったです!!
なので今後もドンドン使っていこうと思いました!!
塗り方が殆ど我流なのですがそれなりに塗れるので、気になっているけど…という人にはかなりオススメです!!
柔らかな描き心地の芯は、全ての色が水溶性です。
普通に色鉛筆としても使用できますが、描いたあとに水を含ませた筆で上からなぞれば、
水彩画のような表現も可能。初めての方でも、気軽に水彩スケッチにトライできる水彩色鉛筆です。
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北国だからといって寒さに強い訳ではない