池袋のオタロード、渋谷のアニメイトやまんだらけ近くでは、アジア系のオタクの皆様が観光や買い物に訪れています。
今回はアジアの中でも日本に近い、台湾のオタクとイベント事情についてレポートしたいと思います。
台湾での流行のタイムラグは?
公式でのネット配信やオンラインPCゲームの流行により、ほとんどありません。
据え置き型のゲームでも、日本で発売された後、北米版や中文版も1か月後に発売などがされています。
2016年の1月現在、女性の間では「おそ松さん」「弱虫ペダル」「刀剣乱舞」が流行しているそうです。
台湾でのグッズや情報収集は?
台湾の「西門」(シーメン)ではアニメイト、台北駅地下街にはアニメショップ、カードショップが所狭しと並んでいます。
一番くじのお店まであったのには驚きです。
中古商品は友達曰く、「あまり高く買ってもらえない」とのこと。
値段は若干渋めだそうです。
カプセルトイ専門店や、壁際にびっしり配置されていましたが、「あ、これ日本でも見た」という品物が多かったです。
コンビニ前にもカプセルトイを設置しているお店が多かったです。
日本語で200円、台湾で60元(物によっては50元)なのでほぼ均衡している料金でした。
台湾のクレーンゲーム
「ベイマックス」や「トッド」がやや多めで、キャラグッズよりもぬいぐるみが多い印象でした。
パチ物あり正規品ありと、内容も吟味する必要があります。
一回10元のためか、アームにやる気が感じられないのも多く、ガラス上面に貼ってある値段で普通に買えます。
台湾でのイベント
男性向けの「ファンシー・フロンティア」と女性向けの「CWT」が有名です。
台湾でも「スタジオYOU台湾支社」があり、イベントを行っています。
「CWT」に参加しましたが、やはり日本とのイベントと違うなと感じた点は、日本のイベントとは違いジャンルがあまり固まっていないことでしょうか。
合同サークルなどは隣に配置してもらえますが、似たようなジャンルでもスペースがかなり離れていたりします。
借りていた会場は台湾大学という、台湾一大きな国立大学です。
そこの体育館一帯を貸し切っての開催でした。
テーブルも広く、創作系で活動している人あり、二次創作で活動している人あり、テーブルに両方とも置く人も多いです。
イベントスペースが体育館というのもあり、かなりの高さまでグッズを展示している人もいます。
コスプレについても、やはり国が違うとルールも違うようで、長物の規制などは緩やかなようです。
ただ、コスプレのままタクシーに乗ってるのには驚きました。
台湾のイベント参加は、やはり言語の問題がネックとなりますが、漢字が読めれば意外とどうにかなります。
特に「ファンシー・フロンティア」「CWT」は日本人の参加者数も多く、台湾の方のイラスト本や漫画から、新たにインスピレーションを得たりする方も多いそうですよ。
台湾での印刷費用はかなり低く、日本の同人誌から値段を設定すると割高になるなどの難点はあります。
ですが、ポストカードやグッズ、イラストなどは文章表現がメインではないので、手に取ってもらえやすい印象があります。
発行や制作をされている方は、台湾イベントに参加をご検討されてみてはいかがでしょうか。
新たな発見や出会いがあるかもしれませんよ。
2「台湾絶景スポットBOOK」
3手軽に持ち歩ける「街歩きマップ」
本誌巻頭では「九份」を特集。台湾情報満載の1冊。
この記事を書いた人

好みは幅広いですが、特に生真面目優等生なガチムチ系でホイホイ釣れます。初恋は助さん、好みドストライクはブルース・ウェイン。