絵の描き方のコツをお話しようと思います。
根本的にクロッキーとデッサンの違いについて指摘する事になるのですけれども、絵を描くことが苦手の人の多くがこの事を勘違いされていると思います。

クロッキー
人の顔を描く時に輪郭をなぞるように描く感じです
これは実は非常に難しいんです。
絵が上手いと言われている人の中でも、クロッキーが上手く出来るという人はホントに限られている。

デッサン
顔の頭と下を決めて、その中で十字引いたり、3分の1ぐらいの所に鼻がくるな、眉毛がくるなといった感じで、
大きな枠組みを最初に決めて、その中でどれぐらいの比率でパーツが入ってくるかというのを求めて行くのがデッサン。

実はこれ、自転車に乗るような感じで、ひとつの技術なので、誰でも出来るようになるのです。
別の言い方をすると、クロッキーは木が自然に育っていく感じです。連続する線が伸びていくような感じですね。

一方でデッサンは敷地の中で、建物を建てるような感じ。3階建だと1階の高さが同じ大きさだなとか

クロッキーは足し算的
部分が積み重なっていく
部分が積み重なっていく
デッサンは割り算的
大きな分母が決まって、そこから小さな所を求めていく
大きな分母が決まって、そこから小さな所を求めていく
デッサンは一つの考え方、思考法だと捉える事も出来ます。

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動画投稿者様

「絵をかくのが苦手」と思っている人の多くがやろうとしてうまくいってないのはクロッキーです。で、クロッキーというのは実はとても難しい。絵がうまいと言われている人の中でも、クロッキーがうまい人はごく限られています。
一方、デッサンは少し練習すれば誰でもできるようになります。自転車に乗れるようになる感じです。
まずは、クロッキーとデッサンで何が違うのかを解説してみました。
解説しているのは、スギオカカズキ。こんなサイトを運営しています。
http://aoimachi.net/
引用元:https://youtu.be/eA2mmFt1AD0