知識をいっぱい手に入れたい人へ
普段興味がないような分野の本を読んでみたら結構面白い……。
そんなことはありませんか? しかも意外と小説のネタになったりして。
今回はそんなネタになるかもしれない、様々な分野の本を紹介したいと思います。
なんで水には色がないの? -大人も知らない世の中の仕組み
子供向けの内容?
と思いきや、表題にもあるように大人でも知らないようなことを解説してあります。
解説の言葉も噛み砕いて書いてあるのでかなり理解しやすく、おすすめです。
哲学用語辞典
こちらは大学の講義の参考資料として使っていたのですが、講義以外のときも読み耽るほど面白いものでした。
様々な哲学者とその著書や残した文言についてわかりやすい言葉で記述してあるため、哲学なんて……という方にもおすすめできます。
鉱物見タテ図鑑
こちらはひたすらに写真が美しい!
ただ鉱物を写すのではなく周囲の景色にもこだわっています。
また、それぞれの鉱物につけられたタイトルもうっとりするほど綺麗な言葉たちです。
個人的には、透石膏につけられた「淡水の朝」という響きが気に入っています。もちろん写真も。
大切な人に使いたい美しい日本語
こちらは日本の文豪や詩人、芸術家が大切な人に宛てた言葉をまとめた本です。
思わず涙を流してしまうほど切なくなる言葉や、微笑ましいものまで様々あります。
言葉を扱う人ならば一度は読んでみても損はしないでしょう。
暮らしのならわし十二か月
正月に門松を飾るのはなぜ? 節分にはどうして豆を投げる?
七五三にはどういう意味が? などなど……。
この本ではそういった四季それぞれの行事や暮らしについて、優しい言葉で解説しています。
読み終わったあとには日本って良い国なんだなあ、としみじみ思ってしまいました。
実は辞書にも?
辞典と言えば国語辞典、漢字辞典、または英和辞典など学習的要素が強いものを連想しませんか?
そんな辞典とはちょっと違う、単純に読み物としても面白い辞典たちをご紹介します。
美しい日本語の辞典
表題の通りの内容となっており、後世に残したい日本語として2100語にもわたる言葉を載せていたり、擬音語なども載っています。
また口絵には日本の色がカラーで載っていますので目でも楽しめます。
言葉がわからないときに引くというよりは、読み物的要素が強い印象です。
てにをは連想表現辞典
名立たる日本の作家四百人の名表現を載せています。
連想という言葉からわかるように類語辞典のような感じでしょうか。
ただ、採録対象が主に小説となっているため一般的な類語辞典とは一線を画します。
作家の表現による類語辞典なので眺めているだけでも楽しい辞典でしょう。
日本の作家 名表現辞典
夏目漱石や芥川龍之介、谷崎潤一郎など日本を代表する作家たちの名文と呼ばれる表現たちを集めた辞典になります。
著者によって懇切丁寧に解説が加えられているため非常にわかりやすい一冊となっています。
こんな表現が出来るようになりたい、と思わされること必至でしょう。
まとめ
いかがでしたか?
今回紹介したのはほんの一例で、世の中には私も知らないもっともっと面白い本が数え切れないほどあります。
たくさんの知識を手に入れるって、本当に面白いですよね。
おかげで本を買い漁ったりして金欠になることも多々ありますが、やっぱり知ることは楽しいので後悔はしていない……と私は思い込むことにしています。
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