一から十まで全て……なんてことはありません!
今まで小説を書いたことがなくて、ある場面が浮かんだから書いてみたいけど書ききれるかな、なんて思っているそこのあなた。
ある場面だけが浮かんでその続きや前が浮かばない、そんなあなた。
まずは浮かんできたその場面だけを書いてもいいのです!
書きたい場面のイメージさえきちんとあればいいのです! ……と、私は思っています。
最初は書きたい場面をどんどん書いて文章に慣れていくのが一番だと思います。
むしろ、一からきちんと書かなければと思い込み、書きたい場面を書きたいがために書きたくない場面を書いて、途中で嫌気がさしてやめてしまった、なんてことは最も避けたいことです!
慣れていけば何となく段取りもわかってきますし、前後も書きたくなってくると思いますよ。
書きたい場面の前後を考えてみる
一定数書いてくるときちんと起承転結のあるお話を書きたくなってきますよね。
そんなときもまずは書きたい場面を想像します。
そしてその場面に行き着くまでに何が起こったのか、その場面の後には何が起きるのか、つまり要素を考えていきましょう。
例を出してみます。
ある会社員がホットレモネードを飲んで、ほう、と息を吐きだすシーンが書きたいとします。
マニアックですみません。
なら会社員はどうしてホットレモネードを飲むことになったのかを考えていきます。
残業していて帰ったはずの同僚が差し入れに来てくれたとしましょう。
残業の原因は? 自分のミス? それともただの多忙?
帰ったはずの同僚はどうして来たのか? などなど……。
かなり大雑把に言えば、5W1Hを考えていけばいいと思われます。
こうやって場面を膨らませる要素が出来ていきます。
あとはこの要素を使って起承転結を作っていけばいいだけなのです。
まとめ
何だかんだと言っていますが、結局は心の赴くままに書けばいい、ということです。
本当にこの一言に尽きると思っています。
だって自分が書いていて楽しくない小説は、読者もきっと楽しくありませんよね。
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