渋谷!原宿!コギャル!あの頃のトーキョー感!
ガン黒、厚底、付け爪、茶髪、金髪、浜崎あゆみ、109・・・。
もはや懐かしさも感じるあの頃の「トーキョー」がそこに!
女子高生の「寿蘭」はまさにコギャルのリーダーとも言える超ど級のコギャル。
母、父、兄は警察官。
妹は警察官志望。
…という環境にも関わらず、とんがってギャルやってます。
清楚系ギャルの彩と元ヤンの美由と、今日も渋谷に繰り出します。
あ、いたわいたわ。となるようなファッション満載
何よりも注目したいのは蘭たちのファッション。
ヒョウがら、厚底。
ハイビスカス、メッシュ。
今のギャルを作り出した先代の個性が拝めます。
あの頃はまだつけまつげやカラーコンタクトなんてそんなに出回ってなかったんですね。
プリクラは加工できないし、ネットもそんなに使われてない・・・・。
何よりもケータイがすごい時代を感じさせるのでご注目。
スマホも無かったあの時代でも、おしゃれを楽しむ女の子達がそこに。
そんな事してがんばってたのか・・・と勉強?にもなりますよ。
トーキョーのコギャルも悩みは多し
コギャルとして偏見?をもたれる蘭たちですが、ハートはまっすぐ、江戸っ子気質です。
学校や社会問題にも切り込んでゆきます!
偏見をもたれている側だからこそ分かる世界があるのかも。
「コギャル」と人くくりにされるゆえの悩みだって、蘭たちのパワーの前には吹き飛ばされてしまいます。
そこがまた良い味出してて読み応えは抜群!
援助交際や、ストーカー問題。
今にも通じえる問題が物語には多数。
社会問題作品としてもとてもぐっと来るものがあります。
スカッとするストーリーは癖になる!
きっと現実に蘭たちのようなギャルズがいてくれたら・・・と想像したくなるようなスカッとするお悩み解決ストーリー。
アナタの生活にも「スカッと」を持ち込んで見ませんか?
ギャルと偏見しないで、とりあえず手にとって見てほしい作品です。
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