ディンプルアートの上手な描き方 -おもしろ凸凹絵の具 [dudundun1]

ディンプルアートの上手な書き方

まず、描きたい下絵を用意します。

縁取りは黒なので、塗ったところを分かりやすくするために赤くしています。
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次に、透明な画板を用意し、下絵の上にかぶせます。
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ここではOHPフィルムを使用しますが、ガラス板やプラスチックシートでも構いません。

縁取り専用のマーカーで下絵をなぞっていきます。
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どんどん下絵をなぞっていきます。
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縁取り完成

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乾いて盛り上がった縁取りは、着色の際に土手、堤防の役割をします。

ここからはディンプルアートカラーで色を入れていきます。

縁取りからはみ出ないように慎重に色を入れていきます。
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花のグラデーションを表現するために、中心部は濃い色を入れています。
外側にはそれよりも薄い色を入れます。
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縁との間に隙間を作らないよう、こんもりと色を入れるときれいに仕上がります。

内側が徐々に広がっていき、自然な仕上がりになっていきます。

わざと遠くの場所から塗っているのは、隣同士が縁取りを超えて混ざり合わないようするためです。
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最初に塗ったところにディンプル(さざなみ、でこぼこ)模様が現れてきました。

できるだけ泡が入らないように気をつけます。
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最後に中心を塗っておしまいです。
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あとは、絵の具が乾くのを待って・・・

30分くらい・・・。

ディンプルアート完成

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あら不思議!

乾くとこんな感じにディンプル(さざなみ、でこぼこ)模様が自然に浮かび上がってきます。
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葉脈もそれっぽく表現できていると思います。
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トラブル対処法

塗った色が気に入らなかった場合は、
乾いた後でカッターを使い、その部分を切り取ることができます。
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まだ乾いていないときに色がはみ出てしまった場合は、
綿棒を使って、絵の具を染みこませるようにして綺麗にしていきます。
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また、ノズルの先端が詰まってしまった場合は、
細い針金や待ち針などで突っついて通りを良くしましょう。

何度もすると、きちんと絵の具が出てくるようになります。
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もしも泡ができてしまったら、つまようじや綿棒などで突っつくと綺麗に消えてくれます。
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応用例

二つ以上の異なる色を混ぜ合わせてグラデーションを楽しむことができます。

ここでは、黄色と赤を混ぜてみます。
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混ぜると言っても、境界線で自然に混ざり合っていきます。

つまようじで少しかき混ぜてあげるといいかもしれません。
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乾くとこのようになり、境界線がぼやけ二つの色の混ざり合ったものになっています。
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葉脈を描くときは、まずベースとなる黄緑色を塗り、

その上から緑を重ね塗りします。
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乾くとこんな感じになります。
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シール作りでは縁取り専用のマーカーは使わず、縁取りも含めて、すべてディンプルアート・カラーで仕上げます。
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コップに貼りつけたりすることもできます。
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また、豆電球に色を付けることもできます。
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某メーカーで販売されている同じような絵の具なのですが、
6年たつとこのように劣化してしまいます。
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しかし、ディンプルアート・カラーは耐熱性、耐候性に優れており、6年経っても特に変化はありません。
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つるつるした所にこぼしてしまった場合、水をかけてあげれば大丈夫です。

ディンプルアート・カラーはアルコール系であり、色素とバインダーは水に溶けない成分でできています。
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なので、このように混ぜていくとアルコールだけでが水に馴染み、色素とバインダーが固まりとなって取り除くことができます。
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作品集

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dd2
dd3
dd4
などなど!
(動画本編でより多くの素敵な作品がが紹介されています!)

皆さんも色々なディンプルアートを楽しんでくださいね!
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動画投稿者様

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あら不思議!!
乾くと自然にディンプル模様が出現します。ディンプルとは、英語 dimple で「さざなみ・えくぼ」の意味。
自動車フロントガラスの飛散防止のために中間膜素材として採用されているポリビニルブ­­チラールを配合樹脂成分として開発、商品化された絵の具「ディンプルアート・カラー­」­は、特許、商標登録も取れている優れもので、次のような様々な特長をもっています­。

①筆やパレットを使わずにタッチペン感覚でつけ塗り、
②ガラス、プラスチック、金属、タイルなど、硬くてツルツルした素材に描ける、
③アルコール系で乾きが早い(約30分)、
④乾くと自然に凹凸が現れる、
⑤色鮮やかで、混色自由、
⑥クリアで無限に透明感が表現できる、
⑦つや、光沢に優れている、
⑧シール状にはがせ、修正も簡単、
⑨耐熱性、耐候性が良好、
⑩水で固まり、後片付けが簡単 など。

アイデア次第で様々な応用が可能です。たとえば、ステンドグラス調に仕上げ、建築用装­­飾窓として楽しめます。
糊いらずに貼れるシールが作れ、ウィンドウディスプレイとして楽しめます。また、熱に­­強いことを利用して照明スタンドで楽しめます。さらに、Tシャツなどの布地にもにじ­み­なく、鮮明に描け、洗濯しても漂白しても色落ちがほとんどありません。
ただし、紙や布などの繊維質には浸透するため、ディンプル模様は出ません。衣類に着け­­ると落ちないのでくれぐれもご注意を。

icon-quote-left 出典:ディンプルアートの上手な描き方 -おもしろ凸凹絵の具 – youtube  icon-quote-right

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