原稿の友であり、敵である「集中」
「あー! ダメだ…、集中できない!!」
作業中に切れると困る「集中力」ですが、実は「音」が鍵を担っていることは、ご存知でしたか?
音楽を流すと集中が高まるというのはよく聞かれますが、逆に集中出来ない環境になってしまうことも。
今回は多くの人が抱える「集中」を、「音」と一緒に考えていきましょう。
静かであれば、いいのでは?
周りの音で集中が出来ないということはよく聞かれますが、その逆はどうなのでしょうか。
その疑問が解消された実験が、過去に行われたことがあります。
「被験者を無音室に入れ、作業をしてもらう」という単純な内容。
周りの音がうるさくて集中できない派の被験者は、さぞかし効率がはかどる…かと思いきや、
なんと集中することすら出来ない結果に。
無音室に入った被験者は、逆にソワソワしだし、椅子をずらしたり関節を鳴らしたり、わざと音を作り出す行動をとったのです。
結果、ある程度音が無いと、人間は集中出来ないことが実験結果で判明したのです。
一番「集中」できるのはどんな音?
静かすぎても駄目、うるさすぎても駄目。
ならばどんな「音」がいいのか?
一般的に人間が一番集中出来る音量は70デシベル程度。
この数値、実はカフェ店内の「環境音」とほぼ同じだったりします。
なので、「カフェやファミレスでは集中できるのに…」というお悩み、実は正解なんです。
そして一番最適な「環境音」は、聞いていても単語が聞きとれない、一定で変化のない音。
そんな環境音を無料で公開しているサイトをご紹介いたします。
自宅に居ながら、集中できる!環境音サイトをご紹介!!
一押しの環境音!「カフェ」サウンド

Coffitivity
Rain Cafe
好みの音を選択「組み合わせ」サウンド

Noisli
A SOFT MURMUR
Soundrown
おと風景 SOUND SCAPE
部屋に居ながら現地の臨場感!「○○専門」サウンド

Raining.fm【雨音】
calm.com【静かな湖畔】
SNOWY MOOD【雪の上を歩く】
AUGUST AMBIENCE【夏の夜】
Relaxation audio【森の中】
集中力を高める以外にも、原稿中の一休みの際のリラックスサウンドとしてもオススメです。
さらには、森の中のシーンでは「鳥の鳴き声」や「風の音」、雨の中のシーンでは「豪雨」や「雷」など。
作業中の漫画やイラストの場面とサウンドを合わせることで、臨場感やインスピレーションが高められるのではないでしょうか。
是非とも「環境音」サイトを活用し、作品作りに役立ててください!
この記事を書いた人

好みは幅広いですが、特に生真面目優等生なガチムチ系でホイホイ釣れます。初恋は助さん、好みドストライクはブルース・ウェイン。