【小説の書き方】「ありきたりさ」を克服するために重要な”一つ”のこと

他作品との差別性を保つ

小説というものを世に出す時、作品のクオリティーが一定の水準に達していないと他作品との差別性が保てません。
そういうわけで、否が応でも作家というのはマーケットに溢れる作品群に打ち勝とうと自分の小説に磨きをかけていくわけです。
まあ、自著に差別性が欲しければ、答えは至ってシンプルですよ。
ただ単に、他の作家さんよりも面白い作品を書いたらいいんです。
それが難しいんですけどね。

私の場合、ストーリーを考える時には「これはありきたりな作品ではないか?」という問いをいつも自分自身に投げかけています。
それでもありがちな作風になってしまう事はあるかもしれませんが、誰だって「他の人がそんな話を書いてたような……」と言われる小説を出したくないですよね?

差別化に大切なのは・・・

そうなると、新奇性だったり面白さの水準を自分の中で定めないといけないわけですが、その審美眼には明白に読書量が影響します。
当たり前ですよね?
だって、本をたくさん読んでいれば、それだけ市場にどんな本が出ているか分かるのですから。

話は少し逸れますが、ミステリー小説は千冊読んでからでないと自著を書いてはいけないなんていう説があります。
それだけ長い歴史の中で、色んなトリックが使われては数え切れない死体が転がってきたからです。
特にミステリーの分野では、他の作家が考えたトリックで名声を獲得するのは極端に難しいのではないかと思います。
二番煎じが一番通用しないジャンルなんでしょうね。

話を戻しますが、やはり読者は新規性というか、今までにない作風を読んでみたいという欲求を持っているはずです。
そうなると、作家自身が一般の読者よりもたくさんの作品を知っていないとどうにもならないですよね?

読書は不可欠!

そういうわけで、小説を書く人に読書は不可欠なわけです。
語弊があるかもしれませんが、これだけたくさんの小説が世に出て来ている状態で、完全なるオリジナルの作品を書くというのは不可能です。
どこかしら連綿と続いた小説という歴史の土を踏んだ上で作品を書いているはずだし、どこかしら何かしら過去の偉人をパクっているわけです。
これは地球語で小説を書く限り避けようもありません。

ある意味これはあらゆる芸術に言える事で、誰にも書けないギターリフで作曲したヘヴィメタルがあったとしたら、それはおそらくヘヴィメタルではないのです。
そういうわけで、どんな芸術分野においても間違いなく私達は先人の描いた軌跡を歩んでいく事になります。
そうなると、やはりその軌跡にどれくらいの幅があって、どんな方向に伸びているのかをなるべく仔細に知りたいところです。

客観的な視点を大事に

読書をしなくても良い作品を書ける人はいるかもしれません。
いるかもしれませんが、本当に奇跡的な例なのは間違いないだろうし、おそらくそれでは長く続かないでしょう。
読書は創作家の中で眠っている新作を叩き起こす役割も持っているからです。

そういうわけで「これはありきたりな作品ではないか?」という自問がいかに正鵠を得るかは、その人の読書量、つまりは自作への客観的な視点に依存します。
本の山は部屋の邪魔になるばかりではなく、踏み台となってあなたに高い視点を授けてくれる事もあるというわけです。

手前みそになりますが、作家・若桜木虔先生のHP『筆客商売』にて
「小説の教科書」と絶賛されました。
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どんな本が売れるのか?超ベストセラー作家が、自作をはじめ、さまざまな例をひきながら、成功の秘密を説き明かす。何百万もの読者に支持される人気作家ならではの、それ自体が一つのエンターテインメントとなるように計算された好読み物!巻末に読書ガイド「読んで読んで読みまくれ」添付。
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動画投稿者様

月狂四郎

電子書籍界隈を中心に活動するインディーズ作家で元プロボクサー。リングでボコボコにされている内に、拳で闘うよりもペンで闘う方が向いている事に気付き作家に転身。無駄な体力をフル活用しつつ、自由かつ斬新な小説を模索している。

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