絶対踏まえておきたいファンタジー小説の書き方と注意点

ファンタジー小説の種類

一口にファンタジー小説といってもその種類は様々です。
ただ、大きく二つに分類することができます。
一つは日常の延長にあるファンタジー小説です。
これは現実社会の中に少しのファンタジー要素を入れる作品です。
もう一つは異世界を舞台にしたファンタジー小説です。
これは完全に現実社会と切り離された作品です。
魔王と勇者が出てくるようなファンタジー作品を思い浮かべるとわかりやすいかもしれません。
これら二つのファンタジー作品を書くには、コツと注意点があります。

日常の延長にあるファンタジー

では日常の延長にあるファンタジーとは一体どういうものなのか?
少し例を上げてみます。

主人公が時間を戻せる力を持っている話。
近所に預言者のお婆さんがいる。
幽霊とのハートフルストーリー。
普通の高校生が、変わった世界に迷い込む話。

こういったものが日常の延長にあるファンタジー小説です。
時間を戻すギミックにこだわったり、幽霊との話をおどろおどろしくするとSFやホラーになりますが、そういったところに重点を置かない作品はどちらかといえば、ファンタジーに属します。
これらを面白く書くコツは、設定に凝るより、こういったギミックを使って、いかに面白い人間模様を描けるかというところにあります。
ちなみにこういった作品を書く際の注意点は【なんでもあり】にしないことです。

異世界で恋人と別れたけれど、愛の力でなんやかんや再会できた。
なんかわからないけれど、愛のパワーで覚醒して悪い敵をやっつけた。
今まで一度も外れたことのない不吉な予言が、なんだかよくわからないけれど、最後だけ外れた。

こういったご都合主義な展開にしてしまうと、読者は一気に冷めてしまいます。
自由に設定を加えられるからこそ、【一定のルール】を自分の中に作りましょう。

異世界を舞台にしたファンタジー

異世界を舞台にしたファンタジーは、剣と魔法が出てきて魔王を倒すものから、架空の世界で日常生活を描いたものまで幅広くあります。
ただこれら作品を書くにあたって共通の注意すべきポイントがあります。
それは、世界の文化的背景をしっかりと考え、物語に整合性を持たせるということです。
そこがしっかりしていないと脇の甘い矛盾が目立つ作品になります。
以下がその一例です。

舞台は、携帯電話も印刷機も写真もない時代。
主人公は大陸中に名をとどろかせる有名人。
遠方に旅行へ行くと、たとえお忍びであっても、彼の周囲には人だかりができてしまいます。

上記の話にはこの短い文章の中で既に矛盾があります。
写真もない世界では、どんなに有名人でも、遠くの人に人相が知れ渡っていないのが普通です。
ですから、人だかりができるというのは本来、ほとんどありえません。
こういった矛盾を作らないために、文化的背景とそこに住む人たちの考え方をしっかりと考える必要があるのです。

まとめ

ファンタジー小説は創作において非常に自由度が高いのが特徴です。
ただ、自由であるからこそ、ほころびが生まれやすくもあります。
話を書きはじめる前に設定を煮詰めいていくことが大切です。

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この記事を書いた人

1031koshiki
フラフラしてる二十代。小説出版に向けて編集者と連絡を取っているけれどもまだまだ先は全く見えない

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