宝塚に魅せられて、原作となった漫画から特選4作!

宝塚といえば多くの物語を素晴らしい舞台へ昇華し、観ている私たちを夢の世界へと誘い魅了してくれます。

そこで今回は、原作となった漫画の中から気になったものをご紹介させて頂きます。

ベルサイユのばら/池田理代子

宝塚で演じられた原作漫画といえば、誰もが迷わずこの作品を思い出すのではないでしょうか。

激動のフランス革命期、男として育てられたオスカルとフランス王妃アントワネット、物語りはこの2人の人生を史実を下地に描かれました。
主人公のオスカルは女性でありながら男の姿をしたいわゆる「男装の麗人」、まさに女性が理想の男性を演じる宝塚にはもってこいのキャラクターではないでしょうか。

煌びやかなベルサイユ宮殿を舞台に、オスカルに愛を誓うアンドレや悲劇の王妃マリー・アントワネットなど、今でも色あせない魅力的なキャラに彩られた少女漫画の傑作です。

ルパン三世/モンキー・パンチ

何度もアニメ化され海外でも高い評価を受けている作品です。
ルパンをはじめとした他メンバーも、すでに国民的キャタクターとしてお茶の間に馴染んでしまっているのではないでしょうか。
その『ルパン三世』を宝塚が演目として選び、舞台化をしていたのをご存知でしょうか。
タイトルは『ルパン三世-王妃の首飾りを追え-』、ルパンたちが18世紀のフランスにタイムスリップしマリー・アントワネットに出逢います。
演目キャラとしてカリオストロ伯爵も登場するので、ファンの方は思わずニヤリとするのではないでしょうか。

るろうに剣心/和月伸宏

週刊少年ジャンプにて連載されていた幕末剣戟漫画。
アニメでは「明治剣客浪漫譚」と副題が付きます。
混迷の幕末期「人斬り抜刀斎」と呼ばれ恐れられていた剣心が、明治維新の後には“不殺”を誓い動乱の時代を仲間と共に生きる物語り。

作品は史実を絡めてはいますが全くのフィクションです。
しかし剣心が作中で使用していた「逆刃刀」と同様のものが近年発見されニュースになりました。
また主人公である剣心が中性的な容姿であったため、宝塚では美しくも凛々しく演じられるとファンの間では話題となりました。

JIN -仁-/村上もとか

現代の脳外科医が幕末へとタイムスリップしたことで起きるパラドックスを抱えながら立ち向かう、SFと医療が混在した漫画です。
大沢たかおさんが主人公・南方仁を演じた日曜劇場ドラマは大変話題にもなりました。
ちなみに宝塚で演じられたものは、どうやら漫画のイメージよりはドラマに近いように感じられます。

まとめ

他にも少女漫画の『メイちゃんの執事』や手塚治虫先生の『ブラックジャック』など、漫画を原作とした宝塚の演目はまだまだ沢山あります。
今回は紹介できませんでしたが、個人的には本宮ひろ志先生の『猛き黄金の国』を宝塚で演じられていたことに大変驚きました。

この記事を書いた人

高塔
マンガやアニメを中心に細々とコラム記事を書いてるライター
得意分野は古い少年マンガと乙女ゲーム

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