デメリットを潰し、読者へのストレスを排除しよう!面白い群像劇の書き方

群像劇の醍醐味といえば、多くの登場人物が入り乱れ、それぞれの思惑が交錯し、一つの物語につながっていくというところにあると思います。
そこでこの記事では面白い群像劇の書き方について紹介していきます。

群像劇のメリット、デメリット

面白い群像劇を書くためにまずメリットとデメリットを知っておきましょう。
群像劇は多くの登場人物から物語を作っていくその性質上、話を壮大に展開していくことが可能であり、そこがメリットでもあります。
更に物語を上手く収束させることができれば読者にパズルを解いたときのような爽快感を与えることができます。

ただその一方、大きなデメリットもあります。
というのも、登場人物が多く、エピソードが増えるため、各キャラクターの書きわけができていないうえに魅力がなければ、読者を引き込めず、話が散漫なだけのつまらない物語になってしまいます。
それに加え視点移動がぎこちないと読者に大きなストレスと混乱を与えてしまいます。

群像劇の場合、メリットを考えるよりもデメリットをいかに潰せるかの方が重要となってきます。
ですからここでは、キャラの書きわけと視点移動について見ていきます。

キャラの書きわけ

キャラの書きわけは、登場人物の多い群像劇において最も大切なポイントと言って過言ではありません。
もし書きわけができていないと「あれ、これ誰だっけ?」と読者が本をめくる手を止めかねません。
それどころか、読者に読み返す労力を使わせたうえ、放り投げられてしまうことも最悪ありえます。
ですから群像劇を書く前にしっかりとキャラの書きわけができているか確認しましょう。
いつもより大仰なキャラを書くつもりで書くといいかもしれません。

視点移動と構成

全体の構成は話によって様々ですから、一概にどうすればいいとは言えませんが、群像劇における視点移動にはポイントがあります。
構成や仕掛け上に問題がなければ、一節の中に多くの登場人物の視点や心情をいれる【神視点】ではなく、一節辺り一人にフォーカスを絞る【一人称】または【三人称一元】にすることをお勧めします。
それだけで随分読みやすくなります。

さらに視点を移動させる際、前の節と次の節になんらかの繋がりを持たせると読者はストレスなく物語に入っていくことができます。
具体的には以下の通りです。

【例】
晩御飯のことを考えながら歩いていた高橋は、遠くに走る裕子の姿を発見した。

その頃裕子は追われていた。晩御飯のことを考えている余裕はない。

一つの節に高橋と裕子の心情は書かず、「*」などで区切りをつけ、書きわけます。
さらに各節で関連を持たせるとスムーズな視点移動となります。

まとめ

デメリットを潰し、読者へのストレスを排除することに気を使って書くと、よりよい群像劇になるでしょう。
それには読者のことを常に念頭に置くことが大切です。

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