物語は起承転結!4コマ漫画を基本にストーリー漫画を考えてみた!

今更だけども起承転結は物語の基本

ストーリー漫画を描いている時にラストは決まっているけど途中が決まらない…
なんてことありませんか?私は毎回悩んでおります。
漫画の基本は4コマ漫画の起承転結から出来ているというのは頭で理解しているケド
結まで行くまでの承と転…もしくは起すら決まらないという悩みがありました。

この悩み…4コマ漫画で結構解決出来ました!
なので今回はその私の解決策をストーリー漫画を描く一つの参考としてお付き合い頂けると嬉しいです。

起承転結を更に砕いて考える

先も言いましたが漫画は起承転結なのですが大雑把に起承転結と考えても
どこでどう承から転に…と考えて悩んだりしました。
なので物語の起承転結を更に各部分の起承転結と考えてみました。

1 (1)

起の起承転結
承の起承転結…と砕いてみて下さい。

私は4コマ漫画はオチ…ようするに「結」から考えるのでこのやり方がしっくり来ました。
ストーリーを考える際に各部分の「結」部分から考えてまずはそこに繋がるように話を考えてく感じでしょうか?
その「結」というかオチに繋がるようにストーリーを作っていく感じです。

3 (1)

大体のストーリーを起承転結に分けて4コマで描いてみてそこから肉付けしていき
ネームを起こしていくような感じです。
↑のは大雑把に起承転結4本で4コマを描いていますが最初は起の尺で4コマ2本、転の尺で3本と詳しく描いていくと後にネームにする際解り易いです。

見開きを意識したネーム

描いた4コマをそのままストーリーとしてネームにするわけにも行きませんのでコマ割をちゃんとしたネームを作ります。
漫画本等々紙媒介の漫画の開始は基本左からです。

4 (1)

なので、それを意識したネームをきると良いと思います。
1ページ目は左側、2ページ以降は見開き状態で漫画が載ります。
意外なシーンや急展開等はページをめくった時に出るように意識してシーンを置くと
読者を驚かせられると思います。
1ページ目が片側で以降は見開きなので偶数ページが捲った時に出るページな訳なのでそういうシーンが入るのは偶数ページ、奇数ページはそのシーンに導入するための引きと考えてネームを考えてみると良いです。

2

その時にページをめくった先に来るのが各起承転結の「結」部分が来て次の起承転結に繋がるというネームをきってみるとストーリー漫画になります。

物語の結末を考える

まず面倒臭い方法だと思いますが、私は結末から考える派なのでこの方法が一番すんなりと漫画が描けました。
結末から考えると何故最終的にそこに辿り着くかの過程を考えていくのでそれを物語の分岐点各所で考えていくという方法です。

私は4コマで考えましたが文字の殴り書きからストーリーを起こしていくという形でも大丈夫だと思います。

結末から考える派の人には良いかな~と個人的に思う方法でした。

マンガ家志望者に好評だった「マンガのマンガ コマ割りの基礎編」に続き、シリーズ第2弾。
「絵は描けるけど、話が作れない! 」そんな悩みを抱えたあなたのために、「ストーリー」と「構成」について、マンガ専門学校の講師でもあるプロのマンガ家が、マンガで解説!

なぜストーリーが作れないのか? ストーリー作りに必要な要素は?最も重要な自分の「核」の見つけ方は? 話をする順序「構成」とは?実際のマンガ作品を教材にし、便利なチェックリストもつけて、マンガに対するあなたの「?」を「! 」に変えていきます!

by amazon
コマ割りやページ運びなど、マンガの構成についての秘訣を聞く!1つのコマが持つ意味、情報などを徹底解説し、マンガの描き方を知る1冊。

by amazon

この記事を書いた人

糸ふみ子
東北の伊達藩の北のほうで細々と漫画を描いているオタク女です。
北国だからといって寒さに強い訳ではない

漫画制作向けに特化したEXバージョンへのアップグレード方法や特徴はこちらへ

スポンサードリンク

この情報をシェアする!!

コメントを残す