良くも悪くも「日本人的」な自己啓発本『大富豪アニキの教え』

このままの自分で、一生を終えたくない。そんなダメリーマンへ

映画『神様はバリにいる』(原作:『出稼げば大富豪』・クロイワ・ショウ、監督: 李 闘士男、主演:堤 真一)を観て、まったく期待していなかったのに、意外と面白かった(笑)ので、主人公のモデルになっている兄貴(丸尾孝俊)を調べて本作『大富豪アニキの教え』にたどり着いた。

こちらも意外なほど、面白かったので、紹介したいと思う。

「やばいで、オレ、人生を変える、とんでもない秘密を、バラしてもうた」

年収295万円、31歳ダメサラリーマンの主人公:鈴木一郎(いっちゃん)が、バリ島に住む世界レベルのウルトラ大富豪アニキに出会い、「25の教え」をこうて、人生の大逆転をはかる、99%実話の物語。

「25の教え」は実際にアニキが経験したこと、大切にしなきゃいけないことを、事例を交えて分かりやすく伝えている。

事例をいくつか挙げると以下の通り。

・一番大切なのは「相手を自分ごとのように大切にする心」
・相手のために、お金を使い続ける
・自分の「童心」を取り戻せ
・常に「失敗」と共にあることで成長する
・「人は鏡」。相手の面倒を見れば、必ず返ってくる

などなど。実は至って普通です。

普通のことを普通にする。これこそが成功の極意なのかもしれませんね。

意外とできないことが多いのも事実ですよね。

アニキの成功法25の教えを実践したらなにが変わる?

正直言って、この手の物語仕立ての自己啓発本はいろいろあると思います。

例えば、ドラマやアニメ化した『夢をかなえるゾウ』(水野敬也 著)や、『ユダヤ人大富豪の教え』(本田 健 著)、『成功者の告白 5年間の起業ノウハウを3時間で学べる物語』(神田 昌典 著)などです。

いくつか読むと分かると思うのですが、ユダヤ人だろうが、バリ島のアニキだろうが、同じような「成功のコツ」を言っているということ。

いくつか同系列の作品を読んで、自分なりの「25の教え」をつくるのもよいのではないでしょうか。

31歳のダメサラリーマンが、バリ島に住む世界レベルのウルトラ大富豪アニキに出会い、“25の教え”をこうて、人生の大逆転をはかる。
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この記事を書いた人

ナオキ
1979年生まれ。スタンド名は「イエロートラッシュオーケストラ(五月蝿い日本人)」。職業:フリーランス 兼 はやく息子の第一のチ◯毛を抜いて神棚に飾りたいと願うやさしい2児のパパ。神奈川県川崎市在住。

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