史上初にして問題作!? 「モルグ街の殺人」:エドガー・アラン・ポー

ミステリーについて少しでも詳しい方なら、この名前を聞いたことがあるでしょう。

美の錬金術師とも言われたポオが世界に発表した史上初めてのミステリーで「一風変わった」トリックが使われているということで、史上初のバカミスとも言われる作品です。

あらすじ

ある日、パリの架空の土地モルグ街で猟奇殺人事件が起きる。
犠牲者の母娘は著しくむごたらしい殺され方をされており、しかも事件現場となった部屋は密室になっていた。
建物から漏れ聞こえていた犯人とおぼしき人物の声を複数の者が聞いていたが、証言者はこぞって自分の母国語以外の言語を喋っていたと話す。
これらの謎を素人探偵C・オーギュスト・デュパンが解明する。
https://ja.wikipedia.org/wiki/モルグ街の殺人

書評

物語は二部構成になっており、Cオーギュトデユュパンと語り手との出会いと、そこから同居するようになった経緯がかかれており、後半からはモルグ街で起きた残酷な母子殺害事件であるモルグ街の惨劇を追うと言った形になっています。

ネタバレになるので不正確な話になりますが母子殺害事件のトリックが非常に変わっており、これをミステリーと扱っていいのかどうかと言う部分にすら疑問を呈する人が居たりします。
他にもフェア・アンフェア論争と言う視点で、「この作品はアンフェアだ」と評価する人居たり、否定的な意見も目立ちます。

その一方で、奇抜ながらも人並み外れた観察力と知識を備えた探偵と、その相棒となる語り手や、探偵よりも愚鈍な警察という今に至る「探偵小説のお約束」がここで既に出来上がっていたり、冒頭に不可能犯罪を持ってくる事や、そこの証人によってまちまちな犯人像や残された証拠と現場の状況から探偵が人並外れた観察力から推理し犯人を探し出すと言う推理小説の基礎もここにできています。

この様に今でも賛否両論有ってどうも評価がしにくい作品でではあるのですが、百年以上前にかかれた作品とは思えないほどすんなりと読み進めていく事が出きるという「名作」なのは間違いないので、一度は読んで見る事をおすすめします。

史上初の推理小説「モルグ街の殺人」。パリで起きた残虐な母娘殺人事件を、人並みはずれた分析力で見事に解決したオーギュスト・デュパン。彼こそが後の数々の“名探偵”たちの祖である。
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史上初の推理小説「モルグ街の殺人」。パリで起きた残虐な母娘殺人事件を、人並みはずれた分析力で見事に解決したオーギュスト・デュパン。彼こそが後の数々の“名探偵”たちの祖である。
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シャーロック・ホームズも、エルキュール・ポアロも、金田一耕助も、彼がいなけば、生まれていなかったかもしれない。世界で最初の名探偵──その名はC・オーギュスト・デュパン。
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この記事を書いた人

Agatha
職業欄には「webライター」と書くような仕事をしております。
趣味は読書。主に短編推理小説を読んでいます。

個人的にはもっと短編推理小説が増えろと願うのですが、本格と長編が基本の世の中では同意してくれる人は少ないようです。仕方がないのでテレビドラマの「相棒」と古本屋で見つけた短編集で欲望を満足させているような日々と言った所。
icon-quote-left 出典:動画タイトル – youtube  icon-quote-right

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